こんにちは。
今回はNETFLIXで視聴出来る
『ル・ポールのドラァグレース』を100倍楽しめる用語簡単解説です。
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ドラァグレース用語簡単解説
リップシンク
いわゆる口パクである。
分かりやすい所だとはるな愛さんのあややのモノマネや渡辺直美さんのビヨンセのモノマネが近い。
ドラァグレースでは出場者に予め課題曲が渡されており、毎週のチャレンジで出来が悪かったボトムの2人(いわゆるビリ2人)が曲に合わせリップシンクする事でル・ポールが最終ジャッジし脱落者を1人決定する。
※ボトム2人が基本的な流れであるが、番組の進行状況・良くなかったクイーンが複数いるなど、稀に増える事がある。
※またリップシンクで甲乙つけ難い場合、脱落者が0人だったり両方落ちたりする。
ドラァグの世界ではリップシンクを重要視しており、ダンスの上手さや歌詞をどれだけ理解して表現するかも大事だがキチンと歌詞通り発音しているかをすごく見られている。
これはボトムのリップシンクに関わらず、決勝戦やチャレンジの中でのミュージカルでも同じである。
デスドロップ
ダンス・リップシンク中に見られる大技の1つ。
立った状態から腕を大きく広げ、後ろに倒れ込む技。この時片足は床と並行に折り畳む。
これが出ると審査員や観客が沸き立つ。
私も練習した事があるが、柔軟はそうでもないが頭を打ちそうで怖い。
スプリッツ
バレエ用語。
足を前後に広げるのが縦スプリッツ。
左右に広げるのが横スプリッツと言われる事が多いが、ドラァグの世界で多く見られるのは縦スプリッツである。
しかもその場、または台の上からジャンプして素早く行うためシーズン9では膝を痛めたクイーンがいる。
私も柔軟にハマっていた時期がありトライしてみたが、横スプリッツは出来たが縦は怖すぎて無理だった。
ジャンプなんてもってのほかである。
タック
いわゆるたくし込み。
ドラァグの世界では男性が女装するため時にTバッグの衣装で舞台に立たなければならない。
事故があっては困る為、また見栄えをキレイにするため股間は全て限界まで隠すのである。
やり方はクイーンによって様々だがタックに命を懸けるシーズン9のトリニティは粘着テープと肌とテープが直接付かないようにするティッシュとスプレーを用い、全力でたくし上げている。
因みにめちゃくちゃ痛いらしい。
画像はタック後のトリニティの衣装とお尻。
こんな紐しかない衣装でもトリニティは絶対見せない。
ピットクルー
ドラァグレースの影の立役者。
パンツ一丁のムキムキマッチョ集団。
『ドラァグレース』という冠通り、カーレースと掛けているためこの名前になった。
作業室に材料を運んでくれたり、演技系チャレンジにクイーンの脇役として使われたり、決勝戦ではリップシンクの課題曲の入った箱を持つ係など仕事は多岐にわたる。
LGBT/LGBTQ
L…レズビアン(性自認女性・愛する対象女性)
G…ゲイ(性自認男性・愛する対象男性)
B…バイセクシャル(愛する対象男女両方)
T…トランスジェンダー(身体的な性別と性自認が一致しない人)
Q…①クエスチョニング(性自認・愛する対象を決めない、まだ分からない、模索中etcの人)
②クィア(元はセクシャルマイノリティーへの差別用語。しかし最近は敢えて開き直り自らポジティブにクィアだよ!と名乗っている人たちもたくさんいる)
これはデリケートな問題であり解釈も様々なので記事にするか迷ったが、番組内でも時折使われる用語なので一応。
本来セクシャル・ジェンダーに関する言葉は現在もっと細かいのだが、番組内で使用される言葉はLGBTまたはLGBTQなのでこの2つの解説のみにした。
パージェント
日本でいうミスコンのこと。
ドラァグクイーンの中にはパージェント出身者は「顔だけでなんにも出来ない」と馬鹿にする人もいる。
実際は各方面に才能があるクイーンもたくさんいる。
コンジニアリティー
簡単に言うと『良い人で賞』。
実際は貴女と過ごせて良かった・楽しかったという優勝の次に名誉ある賞。
多分日本人が1番好きな賞。選ばれたクイーンは日本受けしそうな優しくて誠実で大人な人が多いが稀にそうでないシーズンもある。
おわりに
この他にも番組特有、アメリカ特有のルールや良しとされる事柄がたくさんありますが、コレだけ押さえておけばドラァグレースを100倍楽しめます!
最後まで読んで下さりありがとうございました。