ドラァグレースファンの皆さんお久しぶりです。
DragRace Holland 完結出来なくてごめんなさい。

単純に心が折れてました。危うくある意味星(Star)になるとこでした。
もしブロガーらしくブログの型に沿ってリード文を書くなら結論からいってこの記事は読者に1ミリも有益ではないし最悪共感もクソもありません。

また心が折れるから素敵な事が言えないならココで離脱しようね。
この先にあるのはル・ポールのドラァグレースシリーズについての私の感想・嗜好つまり私が書きたいことのみです。
ただ目次の最後の項目だけ良いこと書いてるかも。
各クイーンの項目で過去記事のリンクも貼っているから忘れちゃった人はそれも読んでね。
ドラァグレースの好きなとこ

これはドラァグレースオールスターズ3のなんかいいやつ
ドラァグレースファンの皆さんて当然推しクイーンはいるだろうし、内容一つ取っても関心のある部分て全員バラバラだと思う。
私はドラァグレースのクイーンたちのメイクや衣装・ルージカル・アクトチャレンジ・スナッチゲームetc全て観るのが大好きだけれど…。
中でも1番食い入るように見る程好きなことはクイーンの表情を観察すること。
あのホテルに戻った途端気絶する程の過酷な撮影期間の中で、クイーン自身が創造したドラァグペルソナと本当の自分とが段々と剥離されていく過程、そこで限界が訪れて脱落してしまうクイーンも悲しいけど愛おしく大好きだし、なんとかふんじばってペルソナと本当の自分を上手く融合させ芸術へと昇華させるクイーンも尊敬の念に値する。

結局最終エピソードを書けなかったDragRace Holland 集合イラスト
項目の冒頭私は表情を観察することが好きと書いたが、とりわけ私の胸を打つのは
悲しそうな顔・つらそうな顔・「私生きている間にこの表情する瞬間あんのかな?」
という表情だ。
私は割と最近のシーズンを繰り返し観ることが多いので下記にまとめるクイーンたちも今回はシーズン10 以降だ。
決してこのクイーンたちを馬鹿にしたり見下しているわけでないことは理解して頂きたい。
シーズン10 モニーク・ハート

シーズン10のハート、モニーク・ハート
シーズン10のモニーク・ハート。
エピソード7スナッチゲームにてボトムとなり同じくボトムのヴィクセンとリップシンク対決をした際のシーン。

ドラァグレース史上一二を争う程の問題児だけど嫌いになれない ヴィクセン
ウィッグはすっ飛ぶわ(これはモニークの通常運転)明らかに顔色も悪いわリップシンク中も泣きそうな顔をするわでこの対決は観ていて悲しくなるから嫌いだ。
けれど文字通り命を懸けて最後の最後まで自分の足で立ったモニークがたまらなく愛おしく応援したくなる。
だから私はモニークが大好きだ。
シーズン11 ミス・バンジーことバネッサ・バンジー・マテオ

シーズン10の「ミス・バンジ〜」に加えシーズン11では「素敵な事が言えないなら帰れ!」という名言も残した。なおブーメランのもよう。
シーズン11ファイナル進出を懸けたエピソード12クイーンズ・エブリウェアにて。
リハーサルの段階から辛そうで元気の無いバンジーが嫌いだ。見る度に胸が痛むからだ。
でもいつもの明るさ・うるささとは対照的でありボロボロに追い込まれても闘いを諦めなかったバンジーが大好きで結局何度も観てしまう。
シーズン12 ウィドゥ・ヴォンドゥー

1番ドラァグペルソナに喰われてんじゃないかと心配
シーズン12のウィドゥ・ヴォンドゥーはウィドゥとしてのペルソナと素顔のレイとしてのペルソナがあまりに剥離し過ぎていたように思う。
エピソード9チョイス2020はいま一度全て観た方が良いと思う。
ペルソナの剥離についてはあくまで私の想像の範疇であるし、もし仮に本当に剥離し過ぎていたとしてもウィドゥがそう至った過程を私が全て知ることは今後一生無いのであろう。
けれど私はウィドゥもレイも好き。
ドラァグレースのあの時シリーズ
ここからが記事の前半でも説明した通り

黒下線の部分
私が1番好きで好きで堪らない
「私生きている間にこの表情する瞬間あんのかな?」
シリーズである。
シーズン10 キャメロン・マイケルズ

ドラァグレースグランドフィナーレ史上最大級の驚きと大爆笑の放送事故現場にいた貴重な生き証人キャメロン
個人的にドラァグレースシリーズに出演したクイーンの中でも1番リップシンクが上手いと思っているキャメロン。
幾度にもおける脱落の危機をリップシンク一本で回避し見事グランドフィナーレ進出を果たした。
これはグランドフィナーレ1回戦エイジア・オハラとのリップシンク対決後の表情。
もうこの記事を読んでいる皆さんにまた一から忌み蝶のくだりを説明するのも無粋なので端折るが

見よ!これが蹲う蝶を見下ろしドン引きする者の顔だ!
リップシンク中もキャメロンがチラチラ床を見るたびに

絶対エイジアの蝶々に気付いて気にしてるでしょw
と邪推が止まらず笑いも止まらない。
このイラストを描くため資料用に何枚もスクショを撮ったのだが何回観ようとも笑いが止まらない。失礼は重々承知なのだが(エイジアは真剣に蝶を撒き散らしているので)けど笑ってしまうもんは仕方ない。
この時のキャメロンは衣装や体の動き・口の動きがまさに完璧なので皆さんにもいま一度そこもじっくり観て頂きたいのだがいかんせん蝶々が気になって仕方ない。
このシーンは前述モニーク&バンジーのお口あんぐり顔ばかり目が行きがちだが、是非キャメロンの一挙手一投足も隈なく観て頂きたい。
シーズン12 ジャン!ジャン!ジャン!

ちょっとこの表情だけは多分一生することないんだろうな…
キャメロンは蝶々事件の当事者ではないので(寧ろ被害者)まだ笑えるのだがシーズン12エピソード7マドンナ非公認ルージカルにおけるジャンは対照的にこのエピソード全てがクライマックスの上記イラストへ向けての叙情詩である。
本来叙情詩とは詩や文章の技法であるし、叙情的と言い換えても感情がゆっくりとじわじわ表面化するものを指すらしいので何もかもあってないのだが、例え広辞苑に違うと言われてもWikipediaに違うと言われてもこれは間違いなくシーズン12の叙情詩である。
以前シーズン12の記事を書いた際WOW+の英語翻訳をしながらだったこともあり、ジャンのこの表情の意味する感情についてはほぼ私の想像であった。
しかしながらNetflixの日本語字幕を確認した際それがあながち間違いでないことに自分でも驚いた。
いろいろな感情が混ざってそれが心のキャパシティを超え爆発した時、人は皆この顔になるのである。
私はまだこの表情を出せる程人生経験を積んでないように思う。

しかし何度も繰り返しマドンナルージカルを観るとジャンは大変素晴らしいが、一瞬でもマドンナを彷彿とさせたのはジジの方である。そうなるとあれはあれで仕方ないのかもしれない…。けど一瞬でもマドンナに見えてちょうどええと思うラインはジャッキー・コックスである。異論は認める。
シーズン12 クリスタル

ジジとは普段車に隠れておやつを食べるほど仲良し
リアルクリスタル。
シーズン12にてなかなかメイク技術が向上しないハイディに対しイライラを隠せないジジ。
ハイディとの口論が激化する中、ジジは
「クリスタルは審査のためにメイクを変えていっている!」
とあろうことか無関係のクリスタルを引き合いに出してしまった。

コレじゃあまるでクリスタルのメイクが最初おかしかったみたいじゃない。

おわりに『If I Dream』
私はドラァグレースのクイーンに対して一種マンガや物語の主人公のような見方をしている節がある。
いわゆるファンタジーの住人だ。
主人公は見る者に勇気や希望を与える。
勇気や希望は星でありクイーンたちはまさしくStarである。
暗い夜空に星が1つでも輝けば、その星の周りに自分で星を降らせれば良い。
そうすれば暗い夜空は明るく煌めく。
クイーンたちは希望の星でありLGBTQに関わらず、全ての苦しむ人・今日自ら命を終わらせようとする者を今夜だけは明るく照らすかもしれない。
それを毎日毎日繋いでいけば良い。
私はそうした。
だから今こうして生きて厨二病のような文章を書く事が出来るのだ。
クイーンたちは私に夢と希望を与えてくれたし、生きていいと言ってくれているようだった。
だからこれからも今まで通りの頻度は難しいかもしれないが、クイーンたちの絵を描き・記事を面白おかしく書こうと思う。
私はクイーンたちは全員紛れもないスターだと思う。
最後まで読んで下さり本当にありがとうございました。
話は変わりますがドラァグレースシーズン13のビジュアルが解禁されましたね。
TwitterやInstagramはお祭り状態ですね(笑)
記事を書くかは分からないけど取り敢えずヘッダー画像用に


このタイプのイラストはXmasが終わり次第用意しようと思います。
その時はまた見てください。約束ね。
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